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ずっと京女、もっと京女(22年2月1日)

2月を迎えました。寒い日が続いた1月でした。が、気がつくと梅がさき、寒さの和らぎを感じる日もあり、春の訪れを感じる刻もあります。
平成22度も学習の成果を確認しまとめる時期になりりました。2学期末には学校評価のアンケートにご協力をいただきありがとうございました。現在集計中です。まとまりましたらご報告の機会があろうと思います。しばらく時間を下さい。
  さて、京都女子学園は2010年に創立100周年(創始111年)を迎えました。学園が新たな100年に向かって羽ばたく姿を学内外にアピールするため、記念事業の一環として学園の在学生や卒業生等を対象にキャッチコピーを募集いたしました。小学校関係者(児童・保護者・教職員)も応募しました。応募数は合計133点だったそうです。選考の結果、伝統ある京女がずっと続くように、また、その発展を願ってもっと輝けるようにとのコンセプトで表現された横地里加子(大学生)さんの「ずっと京女、もっと京女。」の採用が決定されました。採用作品や同時に採用された18点の佳作は今後、創立100周年を記念した様々な記念行事や出版等に使用される予定です。(京女HPより引用)
  キャッチコピーの「ずっと京女、もっと京女。」の「ずっと」は、歴史がある学園だからこそ響く言葉であり、「もっと」は少子化の時代にあって、法学部の新設や教育課程の改革を通して魅力がある大学づくりに燃えている学園を象徴しています。
  附属小学校も創立50周年を節目に将来構想や校舎の改修を通して「ずっと」から「もっと」に軸足を置いて、3年たちました。今、子供たちががんばっていることと、「もっと」をさらに広げたいことは「国語力は人間力」の育成そのものですが具体的には次のことを考えています。
○適切に表現する言葉の力を育てること。
  事柄を正しく理解し、適切な言葉で相手に理解できるような言葉の力を育てるという高い目標を掲げています。学校のトラブルの多くの原因は適切さに欠けることからであるとうことを、日々の子供の生活から学習してきました。ですから、「もっと適切に」を大事にしたいのです。
○語彙の力を増やし広げる。
  語彙をたくさん持っている子は、好奇心があります。友達作りが上手です。なぜなら、いつも言葉で考えようとするからです。語彙を増やし広げるには、読書や、自分から話かける、人間関係を楽しむとうように学ぶ機会をたくさんあります。「もっと語彙を」を大事にしたいのです。
○大きな声が出し、美しいノートを作る。
  「おはようございます」の一言。大きい声で言えない子に理由を聞きました。「恥ずかしいから」が返事です。音読集会などで声を大きくする学校で「声を出すのが恥ずかしい」と思っている子がいるのは指導力の不足ととらえ反省をしています。大きな声は、はっきりした声、明るい声へ広がるからです。ノートも同じです。京都女子大附属小学校のノートは美しい、これを「京女式」と名付けました。美しいの代名詞になったらいいなという気持ちからです。「もっと声を、もっとノート」を大事にしたいのです。 
 
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